トランプ現象

いろいろと物議を醸しつづけた、アメリカ大統領選挙2024年。11月5日トランプの圧勝に終わりました。この「トランプ現象」とは、一体、何だったのか ? 大統領選挙が、野球やサッカーの応援合戦になり下がってしまったように思えます。ドナルド・トランプとは…

琵琶湖疎水を歩いて-その2

10月初旬から始めた朝の散歩。いつまで続くかと思いきや、もう10月も最終日、継続に我ながら感心感心。しかも早歩きができるようになってきました。休んだのは雨天の1日だけでした。乙巳の変や大化の改新で有名な、天智天皇(中大兄皇子)御陵の東側に、緩やか…

琵琶湖疎水を歩いて

2年半前に受けた手術のあと、半年近く呼吸困難に悩まされ、歩くのも大変でした。リハビリに励み、その後回復して普段の生活に戻りましたものの、日課にしていた朝の散歩を2年近くサボっていました。最近、なんとなく足腰の衰えを感じ始め、10日程前から朝の…

ロボット手術体験記

先日、あるご家族一家と談笑しているとき、私が罹患した癌の話題になりました。2年前に受けた手術のことを説明していると、永年アメリカで生活しておられ、つい最近帰国されたという妹さん(中年の方)が、「それってダビンチ手術じゃないですか ? 日本でも始…

自由民主党総裁選挙2024年

政治とは何だ ! 選挙とは何だ !

アメリカの大統領選挙2024年のニュースを見るたびに、(何かおかしい)、(政治本来の姿から外れている)と、気持ちの底で、ずっと感じ続けてきました。いやいや、前回の2020年、その前の2016年からそうでした。もともと米国大統領選挙は、お祭り騒ぎ、スポーツ…

ふたたび人口減少

7月10日にブログしました「人口減少はそんなにわるいことですか」が、いつもより多数の方々に読んでいただいたようで、1ヶ月あまりブログを更新しないままでした。世の中には、当然のように広く流布している意見があり、それに疑問を呈するのも、ブログの大…

7月10日のブログをもう少し続けます

月間2度のブログ更新を心がけていますが、前回の「人口減少はそんなにわるいことですか」がいつもよりアクセス数が多く、たくさんのひとびとに読まれているようなので、新しく更新せず、前回のブログをしばらく続けます。読まれる方は、下方へ移動して下さい…

人口減少はそんなに悪いことですか

♪ 叱られて 叱られて あの子は町までお使いに この子は坊やをネンネしな 夕べ 寂しい 村はずれ コンと狐が鳴きゃせぬか ♪ これは大正9年に、雑誌「少女号」に発表された童謡「叱られて」です。作曲は弘田龍太郎。作詞をした清水かつらは、埼玉県和光市在住…

四国遍路

数年前、学校の後輩から「定年退職しました。これから四国遍路に出かけます」と連絡がありました。「なかなか良い心がけなんだけれど、どうしてお遍路をする心境になったんだ」と問いますと、「永いサラリーマン生活、いろいろありました。振り返りますと、…

ハーブ茶を飲みながら

ゆっくりと流れる時間の中で、ハーブ茶を飲みながら、日陰の移ろいをながめていると、こころ癒やされて至福を感じます。この世の憂さも厄介ごともどこかへ消えて、ハーブの香りが臓腑に染み込んで行くように思えます。 私が普段飲むのは煎茶や珈琲ですが、最…

時の流れが速すぎる

勤務先の近く、古い豆腐屋がありました。親爺ひとりが頑張って豆腐を作っていました。配達はせず、店頭で販売するだけ。時々タッパウェアを持って買いに行ってました。以前買いに行った後、半月ほどして、買いに行って見ると店は閉まっていて、豆腐は買えま…

人生が二度あれば

餓鬼道図 ameblo.jpから私の人生、80歳を過ぎました。近頃、何かにつけて、つい自分につぶやくのです。「人生が二度あれば」と・・・。しかもこの言葉、あるメロディーを伴ってつぶやいています。そう、和製フォーク・シンガー井上陽水が歌った同名の曲です…

「生きザマ」という言葉はおかしい

写真はAdobe Stock より 最近、よく耳にする言葉で、いつも気になっているのが「生きザマ」という言葉です。「死にザマ」という言葉はあります。れっきとした言葉としてあります。「死に様」と書きます。「ザマ」とは「みっともない様子」を表現する言葉です…

そして誰もいなくなった

写真はGetty Imagesから そして誰もいなくなった「and Then There Were None」。これはアガサ・クリスティをベストセラー小説家にしたミステリー作品の題名です。販売数は、歴代世界で6番目に売れた書籍だそうです。 この数年、アメリカで「トランプ現象」と…

祖父の命日

いつも朝起きると、お仏壇に水を供え、ローソクに点火し線香を炊きます。その前に過去帳、今日の日のページを開きます。今日は2月24日、母方の祖父の命日でした。亡くなったのは昭和35年(西暦1960年)、私が高校1年生の時です。丁度、中間テストでした…

ひがみ・ねたみ の国民性

もう立春も過ぎてしまいました。柿の木と柚子の木に遅まきながら、忘れていた寒肥を施しました。夏の土用にまた施肥します。今秋も豊かに結実するでしょうか。 毎日、政治のニュースを見ていると、国会議員パーティー券のキック・バック、不記載、何に使った…

50年間の逃亡

昭和49年から50年にかけて、連続企業爆破事件にかかわった桐島 聡容疑者が神奈川県内の病院で死亡しました。享年70歳。私より10歳年下、20歳の時より指名手配され、50年間の逃亡でした。重篤な胃癌で入院中、偽名を使っていましたが、「最後は本名で死にたい…

トランプ現象

この所のアメリカ大統領選挙、共和党の候補者選びで、世論調査を見れば、ドナルド・トランプの支持率が50%を超えています。対する民主党の候補者は、今の所、高齢のバイデンのみ。いささか心許ない感じです。世界の全員とは言いませんが、多くの人々は内心「…

能登半島地震・遠国遠望症候群

ネットで捜しましたが、能登半島地震の無料画像がなく、蘭の画像でゴメン 「遠国遠望症候群がニッポンを滅ぼす」 元旦の午後に発生した能登半島地震から、半月近くが経ちました。 倒壊した家屋の下から、120時間を経過して救助され、命をつないだひともおら…

正月早々

お正月元旦の午後、石川県能登半島を襲った地震に驚きました。明けて2日夕方、羽田空港で日本航空旅客機と海上保安庁の航空機が衝突する事故が起きました。地震に関しましては、まだ救出も支援も続いていて、もう少し経過を見守りたいし、言いたいことがたく…

年が明けました

明けましておめでとうございます。 今年の元旦は、天気がいまひとつ。雨の初詣となりました。 今年も相変わらず、ブログをつづけて参ります。適当によろしくお付き合い願います。 昨年、年の瀬も押し詰まった年末、自動車メーカーのダイハツ工業が、新車の安…

ひとさまざま

昨日、やっと年賀状の宛名印刷ができました。明日25日までに投函すれば、元旦に配達されるとのこと、やれやれです。今年の初めもらった年賀状を、住所確認すべく繰っていますと、「年賀状は今年をもって終了させて戴きます」との言葉がいくつも出てきました…

持つべきものは

去年2022年4月はじめに癌の再発が見つかり、入院。5月18日に手術、朝8時から12時間の予定の手術、夜11時まで15時間かかって食道のほとんどと胃の3分の1を摘出しました。手術から半月後、手足、首、腹部などにチューブが刺さった状態の入院ベッドの上でパソコ…

国家とは

我が家の柿は、今年も豊作でした。柿は何もしなければ「隔年結果」という実のなり方で、豊作の年と不作の年を交互に繰り返します。昨年は豊作でしたので、今年は不作の可能性が考えられました。「隔年結果」を防ぐには、花の咲く時期に花を間引いたり、枝を…

コンビニで印鑑証明

印鑑登録証明が必要になり、マイ・ナンバー・カードを持って自宅近所のコンビニエンス・ストアーへ出かけました。読み取り機の部分にカードを置き、画面の「印鑑登録証明」を選び、暗証番号を打ち込みます。料金「250円」が出て、コインを入れます。出ま…

コロナ体験記

今月2日月曜日、朝目を覚ますと身体がだるい。昨年、癌の大手術をしたあと、医師からは「誤嚥性肺炎に注意するよう」警告を受けていました。起床と同時に毎朝、体温を測ります。肺炎に罹っていれば、体温が急上昇するからです。のどに痛みを感じながら、体温…

お勉強って何だ

秀才って何だ ! お勉強って何なんだ ! 私の年齢は、今年で79歳になります。振り返れば、悔いが山積みの人生です。 ただ、空しさはありません。困難と格闘し続けた人生、気持ちの片隅に、それなりに少しの充実感も残っています。 大きな顔して自慢できたこと…

薪ストーブはCO2を出す

10年ほど前まで、「地球の温暖化とは本当なのか」と半信半疑でした。しかし現在、数々の現象や証拠を確認して、「温暖化は間違いなく進行している」と確信し、大いなる危機感を持っています。冬になって、薪ストーブを焚くとき、いつも疑問を抱えていました…

時間の重さ

我が不遇の人生 わたしは今年の3月で79歳になりました。人生、振り返ってみれば、カネにそれほど不自由をしてきたわけではありません。もちろん、持ちきれなくて困るほどの大金を、手にしたこともありません。経済的な生活では、まあフツーの人生を歩んでき…