西暦2025年、令和7年になりました。体調、すこぶる良好、食事がおいしく感じる日々が続いています。朝6時に起床、約40分速足で散歩をします。4000歩、約3kmを時速4.2kmで歩きます。まだ明けきらない琵琶湖疎水の遊歩道、すれ違う人々と挨拶を交わします。「お早うございます」。おおむね、女性( オバチャン )はほとんど挨拶をしてくれますが、男性( オッサン )から挨拶が返ってくるのは、半分くらいです。天智天皇陵に棲みついている野生のシカ達、半月ほど見かけませんでしたが、昨日、2頭いました。駆除されたのかと心配していましたが、大丈夫のようです。6頭いるはずです。所々、イノシシが土を掘り返しています。ミミズを喰ってるらしい。遭遇したくはありませんが、夜行性なので大丈夫でしょう。それよりも、クマとの遭遇はもっと嫌ですが、遊歩道には生活の音が響いていますので、クマの方で近づかないでいてくれるんだと、勝手に納得しています。大本山本圀寺、寺の梵鐘音は6時ぐらいからの大音響。JRと京阪電車の走音は、朝5時ぐらいから鳴り響きます。加えてジョギングする人、私のように散歩をする人がいます。琵琶湖疎水は、大文字山、比叡山、そして比良山系と繋がり、鯖街道が福井県若狭湾まで伸びていますが、今までクマの出没はないようです。
冬至から年明けにかけて、夜が長い季節です。朝の散歩、3分の2ほど歩いたころ、東の空がポーッと明けてきます。椚( クヌギ ) の落ち葉を踏みしめながら、茜色に染まる空を見て歩くのは、気持ちのイイもんです。所々、立っておられるお地蔵さんに、手を合わせます。2年半前に受けた手術で、体重は18kg減りました。胃袋が喉のすぐ下にあるため、少し食べると、それ以上食べられなくなります。なかなか、体重は戻りません。しかし、3か月前から早朝の速足散歩をはじめてから、体重が4kg強増えました。筋肉量が増えた証拠です。歩いていると、足の小さな衝撃が、脳天を刺激しているのを感じます。これは脳血流の増加を促進しているらしく、認知症の予防に役立つそうです。特に階段の上り下りが有効だとされています。自宅を出て5分ほど歩くと、琵琶湖疎水の遊歩道へ上る階段があります。さすがに速足で登るのはトシから言って無理。できるだけゆっくり登ります。それでも息が切れます。しかしこれは、足の太もも、ふくらはぎなど、筋肉への負荷がかかり、良いトレーニング。加えて、心肺能力を鍛えます。後期高齢者ともなると、いのちの寿命とならんで、健康寿命が大切になってきます。早朝歩きをはじめて、心身ともに満ち足りた生活を手に入れることができました。みなさんも、習慣に取り入れられてはいかがですか。