月曜はじまりのカレンダー

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文字ちいさく  (月)はじまり

 

昨年暮れいただいたカレンダー、2ヶ月分が1ページに印刷されています。もらって文句を言うじゃないけれど、居間の壁に貼ると文字がちいさくて見づらい。予定を書き込むスペースが小さい。近視のひとも、わたしのように老眼も、めがねをかけても文字が見づらい大きさです。1月と2月がいちどに見られる配慮でしょうが、2月と3月は一度に見られません。そしてなによりも、左端月曜日からはじまっています。週末、土・日が右端。手帳もこのタイプがふえているらしく、ビジネスマン向けだそうです。マイクロソフト社がVersion Up のたびに、以前の機能の場所をかえることをブログで指摘しましたが、この月曜はじまりカレンダーも間違いをおこすもとです。キリスト教世界では週のはじまりは安息日、日曜日です。日本はキリスト教じゃないけれど、この習慣をとりいれて、長年日曜はじまりでやってきました。みんなこれに慣れています。極端な例ですが、車メーカーによって、クラッチ、ブレーキ、アクセルのペダル位置が違えば危なくて運転できません。右ハンドル、左ハンドルにかかわらず、ペダル位置は世界共通です。カレンダーによって、曜日と日を切り替えなければならないのは、慣れにたいして人間工学的に、逆らっていることになります。約束などの日程を間違うもとです。日曜日もテレビ番組は放送され、レストランは営業、電車バスは走っています。土・日が仕事休みのひとばかりではありません。月曜日からはじまるカレンダーは、土・日・祝日が休みのひとの傲慢さを感じます。せっかくいただいた、ハウス・メーカーの(月)はじまり宣伝カレンダー、廃棄しました。(日)はじまりのカレンダーをさがし出して、居間の壁に貼りつけホッとしました。ハウス・メーカーさんはイメージ・ダウンです。