祇園白川のカモ

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白川はもともと、京都市左京区北白川の山中から、南禅寺西を西行して神宮道西から南行三条通りを横切り知恩院参道をくぐって西行祇園辰巳神社を経由、鴨川に流れ込む川だったようです。明治23年に琵琶湖疎水が開削されると、京都市動物園から疎水に合流し、神宮道の慶流橋を過ぎた場所に放水口が設けられて、疎水と分かれてもとの流れになって南行しました。水源の大津市山中町から南禅寺西にいたる部分は狭い急流で、過去には暴れ川として名を馳せていたようです。現在、慶流橋より下流は放水口(取水口)で調節されていて、水量は一定しています。鴨川と同様、カモが住みついています。写真は花見小路にかかる、有済橋付近です。ひとが近づくと少し距離を取りますものの、それほど怖がる様子も見せません。なに喰って生きているのでしょう ?  「カモがネギを背負って」の言葉があるように、食べればおいしいとは思います。しかし、禁漁区です。安心して生きている鳥たちを捕獲するなんて、ユメユメ考えないで下さい。5月下旬から6月中旬にかけて、この辺りは蛍が飛びます。町なかで、鳥や蛍が人間と共存しています。ちょっとイイでしょう。