京都にはいくつも市場機能の商店街があります。地域によって盛衰の差が開いています。三条会(三条堀川-千本通)は長い商店街のわりに、良く健闘しているようです。道は広く自転車や時にクルマも通行します。シャッターを下ろしている店は余りありません。錦市場はいまやもっとも活気があります。クレージーと言っていいでしょう。日本人よりも中国人観光客が圧倒的に多く、欧米人、中近東、南米など観光客多く、国際的です。京都のおカミさん達は、ここで買い物をして夕食のオカズを用意したものです。おカミさん達には、もう大分敬遠されている感じがします。古川町商店街は、いっときずいぶん衰退し、シャッター街になっていましたが、人気が回復傾向にあります。シャッター下ろしている店はほとんどなくなりました。東山三条から白川までです。道の真ん中に床机を置いたりして、サービス精神がひとを呼んでいるのかも知れません。出町商店街、伏見大手筋商店街は変わりなく良く健闘しています。大宮通り商店街は少しサビれた感じがします。東山今熊野商店街はサッパリ衰退です。シャッター街になってきました。京都市の行政機能は、人材不足なのか、もともと芯の通った都市計画がないのか、お寒い限りです。四条通り繁華街部分をクルマ一車線に変更して、大不評を買ったり、高瀬川沿い木屋町通りの立誠小学校を廃校にして、木屋町通りが風俗街になったり、クビをひねりたくなることだらけです。全国の京都ファンの皆さん、京都市行政に厳しい意見をモノ申して下さい。
